ブログ名を変更するとSEO影響はあるのか?サイトリニューアルの留意点を解説

ブログ論

2021年1月にブログ名変更およびサイトリニューアルを行いました。

旧:【みる子のビジネス診断書】
新:【ITビジネスライフ診断書】

ブログのコンセプトや訴求対象のユーザ等の見直しを行い、それなりに大幅なリニューアルに踏み切りました。
この際に、「ブログ名を変更してもSEOには影響しないのか?」という心配がありました。
実はリニューアルするにあたり、二の足を踏んでいたのです。

なぜならば、2020年12月には月間PV数10,000を達成しており、検索流入の割合も多くなってきていたため、この調子を崩したくなかったためです。

というわけで今回は、ブログ名変更したいけど二の足を踏んでいるという方向けに、実際にブログ名変更をしてどうなったか、変更の際の留意点についてまとめていきたいと思います。

※なお、WordPress使用を前提としています。

【ブログで成果を上げたい人へ】
多数のブロガーが影響を受けた『沈黙のWeb』シリーズ!
Webマーケティングとは何か?成果が上がる文章とはどのようなものか?
ブログのライティングや集客に悩む人が一度は読むべき教本。
この本と出会わなければこのブログの成長も無かった。
沈黙のWebライティング
沈黙のWebマーケティング

ブログ名変更を行った場合のSEO影響はあるのか?

PV数の推移からSEO影響を測る

一か月近く観測した結論として、ブログ名変更による影響はありませんでした。(よかった……)
2021年1月も月間PV14,000以上を記録しており、2020年12月から伸びています。

また、2021年2月も流入の勢いは衰えておらず、このままの流入を維持すれば前月よりもPV数が伸びると予測しています。

なぜSEOに影響しなかったか?

Googleはウェブクローラにより、ネット上のウェブページから情報を収集し、検索インデックスに登録しています。
クローラはウェブアドレスとサイトマップを使って情報を整理しています。

まず参照するのがウェブアドレスとサイトマップであるという事は、これらが大幅に変わるような変更をサイト上で行わない限り、検索インデックスに大きく影響することはないと考えられます。

どのような変更を行うとSEOに影響しうるか?

ドメイン(URL)が変わるなど、根本的にサイトが変わったり、ページの存在場所が変わってしまうといった変更は、インデックスの登録状況に大きく影響します
そもそも「インデックスの登録しなおし」という事になってしまうでしょう。

そうしたサイト構造の大きな変更が行われなければ、ブログ名の変更といったテキスト情報の修正程度では、インデックスには影響しないと考えられます。

一方、検索流入の傾向については予め注意する必要があると思います。
サイト名の中に個人名や固有名が入っており、その名称を指定した検索流入が多い場合は、サイト名を変更すると影響があると思います。ただし余程有名人でもない限り、固有名で検索されることはないでしょうから、その心配は不要かもしれません。

ブログ名変更を行う際に注意すること

ブログ名変更は、WordPressのカスタマイズから「サイトの基本情報」のサイトタイトルを変更して終わり……かというとそうでもないです。

WP内部にもいくつかの箇所に古いブログ名情報が残ること、また、外部サイトに登録したブログ名を変更する必要もあります。

今回当ブログで実施した変更について整理します。

はじめに:当ブログではどんな変更を行ったか

まずブログデザインをリニューアルしました。
以前は緑を基調としたサイトにしましたが、よりビジネス的な配色を採用した形です。

・旧サイト

・新サイト

ワードプレスのテーマ(Cocoon)は変更せず、スキンのみ変更しました。

ドメイン名はそのままで、各記事のパーマリンク(URL)も変更していません
URLまで変わってしまうような変更をすると、Google等のインデックスに影響してしまうので、その場合はSEOに影響します。

変更点:WordPress設定からブログ名変更

ブログ名変更は、WordPressメニューから、【外観 >カスタマイズ >サイトのタイトル】で変更を行います。
こうすることで、ブログトップのブログ名/サイト名が変わります。

変更点:”All in One SEO pack” 設定を変更

“All in One SEO pack”はWordPressのプラグインです。
SEO対策としておススメされていることが多く、たくさんのユーザが採用しているものと思います。

実はサイト名情報が残りやすいのが以下の設定
良くチェックすることをおススメします。

ソーシャルネットワーク設定

・Twitterカード設定
当ブログの場合はTwitter投稿用に、ブログ名が入った画像を設定していました。
これを新しい画像に変更しました。

・ホームページのイメージ
同じくここにも画像設定があります。

検索の外観

・サイトのタイトル
ここにサイト名が固定値で残っていました。これも修正。見落としやすいところだと思います。

「検索結果にブログ名変更が反映されない」という場合は、”All in One SEO pack”の「サイトのタイトル」を確認してみてください

“Contact Form 7” 設定を変更

“Contact Form 7″はWordPressのプラグインです。
お問い合わせフォームを作成してくれる便利なものですが、以下の箇所にサイト名が固定値設定されているため、変更が必要となります。

WPメニュー >お問い合わせ >コンタクトフォーム >メール

送信元、題名に固定値が入っているので、これを更新します。

外部サイトの登録変更(Google等)

アクセス解析やアドセンスのために、Googleのサービスに登録している場合が大半だと思いますが、そうした外部サイトにサイト名を登録している場合、変更が必要です。

・Google AdSense
変更不要(サイト名称なし)

・Google Search Console
変更不要(サイト名称なし)

・Google Analytics
変更必要(サイト名称あり)

Google Analyticsは、以下の箇所にプロパティ名を持っています。
サイト名と同じにしている場合は変えておきましょう。

設定ボタン >管理 >プロパティ >プロパティ設定 >プロパティ名

外部サイトの登録変更(その他)

ブログのランキングサイトやアフィリエイトサイトなどにブログ名を登録している場合は、ブログ名変更後にすぐに登録情報を修正しましょう

・にほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しているので、変更が必要でした。
プロフィール管理にブログタイトルを記入する欄があります。

・Amazon アソシエイト
サイト名の登録は無いため、変更不要でした。

・A8.net
サイト名の登録がありますので、変更が必要です。
ログイン後、以下の手順で変更します。

登録情報 >サイト情報の登録・修正 >対象のサイト名称のところで「修正」を押す

・バリューコマース
サイト名の登録がありますので、変更が必要です。
ログイン後、以下の手順で変更します。

サイト設定 >サイト名をクリック >「編集する」を押す

まとめ

ドメイン(URL)変更がない限り、ブログ名を変更してもGoogle等検索エンジンのインデックスには作用しないため、SEO影響は無いものと考えられます

ただし、以下のような場合は注意が必要です。

サイト変更時の注意すべき点のまとめ
・インデックスに作用しそうな影響がある場合
・個人名や固有名詞をサイト名に含み、その言葉を指定して検索流入がある場合
【『沈黙のWeb』シリーズを手掛ける株式会社ウェブライダーが提供する有用ツール】

・素人でもプロっぽいバナーやヘッダーを作れる『バナープラスV2

・「ウェブライダー式SEOのノウハウをすべて詰め込んだSEOテンプレート『賢威

・独自研究の「100を超える視点」により、文章の改善点を提案する『文賢

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました