【年間1.5人月削減】時間が無さすぎるITエンジニアのための時短アイテム7選【改善効果を見積】

デキる男の作法

IT技術者は残業の多い仕事ですが、ワークライフバランスが崩れていると、生活はどんどん荒んでいきます。

洗濯物も溜まる、床は埃だらけ、布団は最後に洗ったのはいつか、食事はコンビニ弁当ばかり……。

せめて人間らしい暮らしをしないと、私生活どころか仕事意欲すらも低下していき、働けど働けど荒んだ状態から抜け出せなくなり、低空飛行のビジネスライフで一生を過ごすことになってしまいます。

そこから抜け出すためにはまずは時短するしかありません。
そんなわけで、筆者が残業続きの生活をしていた時期に、非常に役に立った時短アイテムをご紹介したいと思います。
買うだけで驚くほど時間を節約してくれて、ライフクオリティを上げてくれる、時短効果の高いものだけを7つ紹介し、その工数削減効果も具体的に見積もります

時間が無さすぎて人生消耗しているITエンジニアを救う時短アイテム

★電子レンジ調理器具(T-fal クイックボウル)

食生活に革命を起こすのがT-falのクイックボウル
とりあえず野菜と肉を容器にブチ込んで電子レンジにかけるだけでも、それなりの料理が出来上がってしまうという代物です。

白菜と豚肉のミルフィーユ鍋がとても簡単に出来上がるので愛用してます。
「自炊をする時間がないのでコンビニ弁当で済ます」というITエンジニアも多いですが、
不健康な弁当食から野菜の多い生活に切り替えることができますし、自炊しても全く時間がかかりません

電子レンジから出してそのまま食べられるので、洗い物も非常に少なく済みます。

T-fal クイックボウル

工数削減効果の概算

調理から洗い物まで含め、普通に鍋を使うより30分程度は短縮できていると思います。
筆者の場合だいたい週3ペースで自炊し、あとは外食しているので、週に0.5h * 3日 = 1.5h/週の削減効果です。

削減効果: 1.5h/週 = 6h/月(1.5h * 4週) = 72h/年(6h * 12ヶ月)

食事という頻度の高い行為で時短することで、チリも積もればで年間の削減量は相当大きくなりますね。

削減効果の補足

食生活の改善により体調を崩したりすることも少なくなるので、単純な工程削減以外の効果も期待できます。風邪で寝込んで週末無駄にするなども減るでしょう。

★ドラム式洗濯機

時短の鉄板アイテムは、やはり洗濯から乾燥までボタン一つでやってくれるドラム式洗濯機
細かいものをいちいち洗濯ばさみで挟んでベランダに干す、という工程を一気に省略してくれます
天候も全く関係ないです。

とりあえず洗濯物をまとめて突っ込んでボタンを押すだけで、あとは待っているだけで全てが完了します。
この優秀さに、導入当初は感動すら覚えるでしょう。
手軽過ぎて洗濯も小まめにやっても何も苦が無いので、洗濯物が溜まるとともに心に憂鬱が溜まるのも防いでくれるというわけ。

おススメ機種は「風アイロン」でお馴染みの日立ビッグドラムシリーズ。

最新機種は20万円台ですが、型落ち機でも十分すぎるほどの性能があり、最新機種と比較して安めに買うことができます。

・熱風で乾燥すると傷むんじゃないか?という心配

ドラム式のイメージで最も強いのが、服が傷みやすいというものではないでしょうか。

しかし、実は熱風乾燥させても大して生地は傷まないし(個人的にももう3年以上、ドラム式で洗い続けている衣類がたくさんあります)、実際、ワイシャツなども熱風による傷みを感じたことはありません
そもそも男物の肌着や靴下などは仮に傷んでも大したことはなく、量販店で定期的に補充すれば良い話です。

また、機種にもよりますが、傷みが少ないようにいくつかのモードが用意されています。

「毛布」モード:ニトリの毛布などを洗濯してみましたが、いまのところ複数回洗濯しても柔らかいままです。
・「おしゃれ着」モード:柔らかめに洗ってくれます(このモードは乾燥まではやらないので、取り出して外か風呂場に干す)。

・音が大きいのではないか?という心配

この心配も多いようで、脱水の際にドラムを激しく回すのでその間だけ多少音が出るのですが、よほど古い木造集合住宅でもない限り、近所迷惑になるほどではありません。洗濯場のドアを閉めればほとんど気にならない音量です。

しかも、上述のドラム式洗濯機は、実は夜に回しても大丈夫なんです。

「ナイトモード」というものがあり、このモードなら夜に洗濯機を回してもさほど音が気になりません。通常モードより脱水音も乾燥時の熱風を吹き付ける音も控えめです。
その分、完了までの時間は長いですが、夜始めれば朝方には洗濯から乾燥まで終わっています。

「寝ている間に洗濯と乾燥が全て完了する」ことの破壊力はすさまじいです。
良い意味で今の生活の破壊者となってくれるでしょう。

工数削減効果の概算

筆者の場合、洗濯から乾燥まで、以前はコインランドリーを使っていましたが、洗濯一回当たりで1時間強の拘束時間がありました。

洗濯:40分
乾燥:30分
(放置してると次の人に迷惑になるので、すぐ取り出さないといけず、他の用事を済ますのも不便)

よって削減効果12h/週と見積ります。

削減効果: 1h/週 = 4h/月(1h * 4週) = 48h/年(4h * 12ヶ月)

上の例ではコインランドリーを利用することをベースとしていますが、非ドラム式洗濯機を持っていて、ベランダに物を干したり取り込んだりの作業をする場合も、削減効果は同じくらいでしょう。

削減効果の補足

週1でコインランドリーを利用していた時は、1週間分(+α:週末に洗濯しそびれた場合の備え)の衣類をストックする必要がありました。
しかしドラム式洗濯機を導入し、頻繁に洗濯するようになってからは、衣類のストックが不要になったので大幅に数が減りました。
衣類収納スペースの節約、衣類を買うお金の節約にもなります。

★ノンアイロンシャツ

 上述のドラム式洗濯機との合わせ技で優秀なのが、アイロンをしなくともシワにならないシャツ
「風アイロン」で伸ばしてくれるということもあり、ドラム式洗濯機から取り出した後に目立つシワはほぼありません。

干したりアイロンをかけたりが不要になることの工数軽減効果により、かなりの生活時間を取り戻すことができます。

工数削減効果の概算

以前は、週1でワイシャツのみアイロンをして30分かけていましたので(それも割と雑にやってたw)、削減効果は0.5h/週と見積ります。

削減効果: 0.5h/週 = 2h/月(0.5h * 4週) = 24h/年(2h * 12ヶ月)

削減効果の補足

ワイシャツを全てノンアイロンに替えるついでに、靴下も全て種類を統一した方が良いです

よほど靴下の種類にこだわる人は別として、洗濯した後に柄の違う靴下の正しい組み合わせを探して神経衰弱をするのは、時間の無駄でしかありません。

割り切って黒一択、デザインもすべて同じにしたところ、組み合わせを探す手間がなくなり、洗濯における苦痛は一切取り払われました。

★ロボット掃除機

 ロボット掃除機も時短アイテムの鉄板ですが、やっぱり掃除は楽になりますね。
床が綺麗に保たれるので、拭き掃除をする回数も減らすことができます。

メンテナンスも、ダストボックスに溜まったごみを掻き出して捨てるだけなので、普通の掃除機のパックを取り換えるのとさほど変わりはありません。

また、ロボット掃除機は高い機種もありますが、正直言って2万円台ぐらいの機種で全然大丈夫です。

アイリスオーヤマ ロボット掃除機

工数削減効果の概算

以前は床掃除は週1で30分ほど行っていましたが、これを削減することができました。

削減効果: 0.5h/週 = 2h/月(0.5h * 4週) = 24h/年(2h * 12ヶ月)

削減効果の補足

ロボット掃除機の本当の効能は、実は時間短縮だけではありません。

ロボット掃除機を購入すると、その進路の妨げになる余計な家具を床に置かなくなります。また、回転式のブラシが変なものを巻き込まないように、むやみなものを床に放置しなくなります
(ゴミ袋をたまたま床に置いていたら、ぐるぐる巻きこんでヒドイことになったことがあります)

よって、家が自然と整理された状態になり心が鬱屈しなくなりますし、余計なものを買うことが無くなるので金銭的にもメリットがあります。

★電子書籍

本を買うと言ったら、昔は休日や仕事帰りなどに書店に寄って、目当ての本を探して、購入して帰途に着くというのが当たり前でした。

しかし、電子書籍を導入すれば購入は一瞬です。
書店への移動時間等を削減できるというのは非常にありがたいものがありますし、書店に行っても目当ての本が無くて別の書店にハシゴする、とかいうパターンも無くなります。

電子書籍には様々なメリットがあるので、以下の記事で紹介しています。
社会人であればKindle Unlimitedへの加入かKinoppyがおススメです。

電子書籍を使ってみたら社会人にはメリットばかりだった【徹底比較:Kindle unlimited vs Kinoppy】
社会人になると色々なビジネス書や参考書を読んで自己研鑽しようというモチベーションも高まります。そしてもちろん、収入を得て自由に使えるお金も手元にあり、学生のころ欲しかったマンガを大人買いしちゃったりもするでしょう。つまり社会人になると本をたくさん買うようになるのですが、社会人は電子書籍を導入することが断然おススメです。

工数削減効果の概算

筆者は1週間に1冊は本を買う習慣があるのですが、移動と購入にだいたい30分程度かかるとすると、0.5h/週の削減になります。

削減効果: 0.5h/週 = 2h/月(0.5h * 4週) = 24h/年(2h * 12ヶ月)
ただ、おそらくこの数字以上の削減効果を実感するはずです。

削減効果の補足

電子書籍ならばスペースも取らないので家がスッキリしますし、本棚の整理や不要な本を捨てる作業も必要ありません。
本を探すのも検索機能があるので便利です。

また、金銭面でもメリットがあります
書店で買ったら有料でも、Kindle Unlimitedならば無料で読めたりします。
Kinoppyで購入すると破格のポイントが付与されることもあります。
詳しくは先ほども触れた電子書籍の紹介記事をご覧ください。

★サボリーノ(Saborino)

Saborino(夜用シートマスク)は、風呂上がりなど洗顔後に顔全体に被せる肌ケアマスクです
一枚一枚をティッシュの箱のように取り出せるようになっていて便利です。

いまや男性でも「清潔感」が無いとダメだと言われて久しいですが、仕事が忙しく生活が不規則な状況では、肌荒れがどんどん進んでしまいます

しかし乳液や化粧水を毎回つけるのは面倒という人も多いですが、Saborinoは一枚で「化粧水+乳液+美容液+クリーム+パック」の全部入りなので、これを顔に被せるだけでOK
被せている間はスマホやテレビでも見て過ごせば良いので、お手軽です。

肌が荒れ切ってしまった後のリカバリは大変ですが、こうした肌ケアを毎晩しておくことでかなり改善されます。男性にこそおススメしたい商品です。
ちなみに筆者も、Saborinoをするようになってから、肌がだいぶ良くなったと言われるようになりました。

Saborino 夜用マスク

工数削減効果の概算

個人的にはもともと肌ケアには時間をかけていないのですが、単純に乳液や化粧水を個別に顔に塗布する工程と比べれば、日々5~10分程度は短縮できているでしょうか?

ここは丸めて0.5h/週の削減効果として見積もりましょう。

削減効果: 0.5h/週 = 2.0h/月(0.5h * 4週) = 24h/年(2.0h * 12ヶ月)

削減効果の補足

Saborino夜用マスクは28枚入りで1300円(本体価格)です。
1箱買えば普通に一か月もつので、金銭的にもかなり負担は軽いですね。

★Nature Remo

 いわゆるスマートリモコンというやつで、こんなことができてしまいます。

Nature Remoでできること
・外出先でエアコンのスイッチを入れることができる。帰宅した時には既に部屋が暖かい。
・時間起動や人感センサー、果てはGPSまでも駆使して照明やテレビを点ける。
・リモコン類をスマホに一本化。

こうした家電の統合化は地味にありがたく、生活の利便性が向上するのを実感するでしょう。

工数削減効果の概算

帰宅時に部屋が温まるのを待ったり、リモコンを探して部屋をうろうろしたりといった手間が省けるので、だいたい1週間に30分ほどの削減効果があるのではないでしょうか。
リモコン類をスマホに統合しておくと、掃除のときにリモコンをテーブルからどかしたりといった、地味な労力も不要になります。

削減効果: 0.5h/週 = 2.0h/月(0.5h * 4週) = 24h/年(2.0h * 12ヶ月)

削減効果の補足

単純な生活の利便性向上に加え、家電の統合化は今後も進んでいくことでしょうから、今のうちにこうした製品に触れておくことは、IT技術者としてはメリットがあると思います。

工数削減効果のまとめ

さて、これまで出てきた時短アイテム7つの削減効果見積を合計すると、年間でどれくらいの工数削減になるのでしょうか?

電子レンジ調理器具(T-fal クイックボウル)
削減効果: 72h/年

ドラム式洗濯機
削減効果: 48h/年

ノンアイロンシャツ
削減効果: 24h/年

ロボット掃除機
削減効果: 24h/年

電子書籍
削減効果: 24h/年

サボリーノ
削減効果: 24h/年

Nature Remo
削減効果: 24h/年

合計:年間240hの削減(=1.5人月)

合計240時間の削減となりました。これは1人月160時間とすると、実に1.5人月の削減となります。
如何でしょうか?年間でこれだけの削減となれば、生活に十分なゆとりがもたらされると思います。
ぜひこれら時短アイテムを導入し、生活を充実していってください。

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