社会人が「自分の時間」を取り戻すべき究極の理由

楽しく生きる働き方

社会人は時間がない

残業ペンギン
残業ペンギン

資格勉強したいんですけど、全然時間がないんですよねー。

みる子
みる子

ペンちゃんはどうして時間がないんだ?

残業ペンギン
残業ペンギン

やっぱり仕事が忙しいですよ。残業ばっかりだし、休日は仕事疲れを癒すために殆ど一日中布団の中です。布団の中ではスマホゲームをして過ごしています。
あと家から職場も地味に遠いですね。片道一時間かかります。

みる子
みる子

まあ、殆どの社会人はそういう生活に陥っているかもしれない。会社のために自分の人生の時間を捧げてしまっている。しかし、そのような生活は結局、何も残らない。
ストレスから人生を解放する方法【真・働き方改革】でも触れたとおり、時給ベースの働き方をしていると、自分の時間をどんどん搾取されていく。そして薄給のまま40代、50代になって、自分の資産が何も残っていないことに気付く。

残業ペンギン
残業ペンギン

うーん、そんな人生は嫌だ……。

みる子
みる子

ペンちゃんだって、20代、30代の体力があるうちに、もっと自分の楽しみのために時間を使いたいと思わないか?もっといい暮らしをしたいと思わないか?

残業ペンギン
残業ペンギン

したいですよ。もっと旅行に行ったり、ストゼロではなく高いお酒を飲んだり、美味しいものを食べたりしたいです。あと女の子とデートもしたいです!彼女いないけど……。

みる子
みる子

しかし、労働時間の長かったりストレスの多い職場に務めていると、平日夜はもちろん週末も疲れの回復に充てられてしまい、旅行をしたりちょっといい店に外食をしたりという気力も失われる。もちろん人生のパートナーだって見つける元気もなく、だらだらと過ごしてしまう。

残業ペンギン
残業ペンギン

今週末も何もできなかった……という無力感だけ残りますよね。でもよく考えると働きすぎなのが原因なのであって、体力に余裕があれば、もっと色々なことをする気力が湧きますよね。

みる子
みる子

そんな今の働き方を続けていって、年を取ってから幾ばくかのお金が手元に残ったとして、そこから人生を楽しむことが出来ると思うか?年を取って腰痛が酷くなってから、旅行や女性とのデートを楽しめるだろうか。

残業ペンギン
残業ペンギン

無理です……青春は青年期にしか楽しめないのです……。
もちろん老後の人生を楽しんでいる人も居ますけど、ぼくらの老後にそれが保証されているとは限らないですよね。老後の資金に2000万は無いとだめって話もあるみたいですし。

みる子
みる子

金融庁が2019年6月3日に公表した報告書「高齢社会における資産形成・管理」 だな。
老後の公的年金だけだと月々5万円の不足額が発生するので、30年間で1800万~2000万程度、他の金融資産から取り崩す必要があるということらしい。まあ、老後も楽しく暮らしたかったら2000万くらい貯めとけというある意味当たり前のことを言っているに過ぎない

残業ペンギン
残業ペンギン

ぼく、ほぼ貯金ゼロなんですけど、そんなに貯まりますかね。

みる子
みる子

ペンちゃんはマジで転職した方がいい……。
2000万という数字は、資産からの収入を作っておけば決して難しい数字ではないが、単純にサラリーマンをやっているだけでは難しい。

残業ペンギン
残業ペンギン

老後の話はさておき、20代30代のうちに、もっと自分の楽しみのために時間を使おうという話でしたね。

みる子
みる子

その通りだ。人間、誰しも今を楽しくいきたいはずだ。しかし、知的資産を持たない人は時間を会社に差し出して収入を得るしかないというのは、「ストレスから人生を開放する方法」の記事で述べたとおりだ。
ブラック企業と呼ばれる会社たちは、弱い立場の労働者を利用し、労働者から時間を過剰に吸い上げている。

残業ペンギン
残業ペンギン

これでは、人生の時間の大半が労働と、仕事疲れの回復のための充てられてしまって、人生を楽しむ余裕なんかないですね。

みる子
みる子

私はより多く働くことが美徳という考え方は一切否定する。十分な収入を得ているならば、月の労働時間は100時間でも50時間でもいい。そして残った時間は、自分の人生を楽しむ時間とするのだ。

残業ペンギン
残業ペンギン

普通の労働者をやっていると、結構縁遠い労働観ですよね。

みる子
みる子

日本人の勤勉さや「労働とはこうあるべきだ」という固定観念が、それこそペンちゃんの親世代から固着しており、そのような選択を取ることが大きなリスクであるかのように認識されている。が、世の金持ちたちにとっては「自分の人生を楽しむ」というのは当たり前の考え方でもある。
つまり労働者と金持ちとでは、時間に対する価値観が根本から違う

残業ペンギン
残業ペンギン

時間に対する価値観ですか……。

みる子
みる子

今日は「時間」の真の価値を思い出し、奪われてしまっている時間を取り戻すためのアクションについての話をしよう。

「時間」は最も価値があり、代替の利かない究極の資源

みる子
みる子

時間とは最も貴重な資源であり、貧富の差に関わらず人類みなにとって限度のある資源だ。
時間は絶対的な上限がある。一日は人類の誰しもにとって24時間だ

残業ペンギン
残業ペンギン

たしかに、いくら巨額の金を出したって自分だけ一日が25時間になったりはしないですよね。

みる子
みる子

そして、時間は他の資源とは決定的に本質が異なる。
例えば石油資源は、足りなければ輸入して買い足すことが出来る。「近々枯渇する」と数十年前から言われているが、しかし今も新しい油田が見つかっている。つまり上限が変動しているのだ。
一方で、一日が24時間しかないというのは覆しようのない現実であり、お金を出して「自分の時間を」買い足すことは絶対にできない。「他人の時間」は買えることもあるだろうが、それは絶対的に「自分の時間」とはなりえない。自分にとっての時間というのは、決定的に限られた、かけがえのない究極の資源なのだ。

残業ペンギン
残業ペンギン

24時間のうち、さらに6~8時間は睡眠に費やされるわけですから、可処分時間はもっと少ないわけですよね。

みる子
みる子

そうだ。可処分時間を作るために「睡眠時間を削る」という発想になってしまうのも一般労働者の発想だといえる。平日の睡眠時間が8時間以下だと、週末は何もする気が起こらない程に疲労が蓄積されてしまう。睡眠はやる気の源泉でもあるからだ。

残業ペンギン
残業ペンギン

忙しくても8時間はきっちり寝た方がいいんですね。そこを削って可処分時間を増やしても、どこかにシワ寄せがいくだけなので、時間を増やしたことにならないかも。

みる子
みる子

そして人類には誰しもに寿命がある。永遠の時を生きられる人はいない。寿命の時期は人それぞれだが、いずれにしても、その人にとって時間とは絶対的に有限なる資源であるのだ。つまり、時間とは命の量なのであり、本来自分の命というのは何物にも代替できないものであるはずだ。自分の命と引き換えにできると思えるものは、本来は家族のためとか、ごく限られたものに過ぎない。

残業ペンギン
残業ペンギン

うーん、たしかにこうしている間にも生きてられる時間ってどんどん減ってますね。

みる子
みる子

自分の命は、何をしても、何をしていなくても自然と減っていき、決して残量が巻き戻ることはない(病気や事故などで急激に減ることはあっても)。
だからこそ、時間というのは無駄にして良いことは全くなく、かつ、他人の時間を生きるのではなく自分の時間を生きることこそが最も尊いことであるはずだ。

残業ペンギン
残業ペンギン

他人の時間を生きるというのは、ようするに会社に勤めて「自分ではない誰かを富ませるために働く」っていうことですよね。

みる子
みる子

そうだ。しかし一方で、資本主義下で生きていくためには、(資本家でない限り)労働に全く時間を割かないわけにはいかない。つまり自分の命をお金に変換しなければ生きていけないのだ。問題は、この時間をどれだけ最小化し、自分の時間を最大化するかということだ。

残業ペンギン
残業ペンギン

ぼくの生活なんかは、もう完全に労働に命を吸い取られてしまってますね……。

みる子
みる子

ブラック企業に時間を搾取されている人は、それは命の搾取だと考えた方がいい。
とにかくブラックからの転職を勧める理由はそれに尽きる。過剰に搾取される状況は早めに抜け出し、自分のための時間を確保するのだ。そうでなければ、自分の人生を上向かせるための資格勉強すらもできない。

残業ペンギン
残業ペンギン

平日は22時以降に帰宅しているので、そこからご飯食べて風呂入ったころにはもう眠くて、資格勉強は難しいですね。休日も疲れが残っているので、結局勉強に身が入らないですし、何より気力が湧いてきません。

みる子
みる子

そのような状況に陥っているとしたら、まずは自分の時間を取り戻すためのアクションを起こすべきだ。収入を増やすための勉強すらできないのであれば、そういった環境に身を置いていること自体が損失であるからだ。

残業ペンギン
残業ペンギン

なるほど、時間を取り戻す……。ブラックな会社はさっさと辞めたり、リモートワークやフレックスのある職場に入ったり、フリーランスなら月160人時で契約しないとかですかね。

みる子
みる子

まずはある程度常識的な労働時間の会社を見つけることだな。なんにせよ、時間という物の価値の重さについて自覚を促すというのが今回の趣旨だ。安い時給で働いている人は特に、「自分の時間」の価値を見失いがちだ。

残業ペンギン
残業ペンギン

時間って大事だということはわかっているんですけどね、なんとなく日々を過ごしているとその価値を忘れてしまいます。

みる子
みる子

ある意味、人間はわざとそれを忘却することで社会生活を営んでいる部分もあるかもしれない。しかし、時間とはすなわち命であることを再認し、自分の時間を取りもどしていくべきだ。

残業ペンギン
残業ペンギン

なるほど。まず資格勉強の時間ができるだけの「自分の時間」を取り戻したいですね。会社の近くに引っ越そうかな……。あ、でも深夜呼び出しが増えるかな……。

みる子
みる子

資格勉強に関しても一言注記しておこう。資格を取れば安泰だと言っているわけではなく、難関資格の勉強を通して、仕事における課題解決の方法論をいくつも習得することができ、より少ない労力で課題解決が出来るようになれば、より大きな成果を出せるようになり、仕事で受けるストレスよりもリターンが大きくなることで、仕事が楽しくなる。
仕事が楽しければ、それは「他人のための時間」であると同時に「自分のための時間」でもある。まずはこの境地に達することを、このブログは推奨している。
あとは増えた年収を原資に自分でビジネスを起こして資本家になるなり、副業で収入を複線化するなりして、金銭的余裕を作り更に「自分の時間」を取り戻すことに注力すればいい。

余暇の時間は削って勉強するべき?

残業ペンギン
残業ペンギン

ぼくは休みになると、ほとんどの時間をスマホゲームに使ってしまいます……。

みる子
みる子

勿体ない、だらしないと指摘されることが多いと思うが、それはある意味自然なことなので、いったん受け入れるべきだ。どちらかというと、週末に残された体力が少ないので、ゲームくらいしかできない、というのが実態なのではないだろうか。

残業ペンギン
残業ペンギン

あー、確かに他の事やろうとしても気力が湧かないので、最小限の動きで出来るスマホゲームをやってしまいます。

みる子
みる子

それは週末に残された体力と気力が少ないせいだ。まずは自分の時間を確保し、週末に外出を楽しめるくらいのところまで、休息を含めた時間を取り戻すことだ。残業代が減るなど目先の収入が減っても、それは気にすることではない。二束三文の残業代より、もっと価値のあることに時間を投資すると考えよう。

残業ペンギン
残業ペンギン

「また無為な週末を過ごしてしまった」という気分に陥る必要はないのですね。

みる子
みる子

スマホゲームも、ある意味人生の彩りのために必要な余暇だ。資格勉強をするというのはより人生に彩りを加えるためのものだから、極論、より気兼ねなくゲームを楽しめる人生にするためのものだ。余暇は心の回復にもなるから、必要な時はしっかり遊ぶべきだな。

残業ペンギン
残業ペンギン

わかりました!暗い気分の日曜夜を過ごすのはやめにします。

みる子
みる子

ペンちゃんの場合、余暇は運動に費やした方がいいんじゃないか。

おなか出てるぞ。

残業ペンギン
残業ペンギン

ぎくー

みる子
みる子

それでは今回はここまでにしようか。

残業ペンギン
残業ペンギン

ありがとうございました……。

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