【趣味漫画】「社会人の趣味」が見つかるおススメ漫画【ジャンル別まとめ】

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社会人は趣味を持った方が良いとよく言われる。
趣味は仕事の疲れを癒す効果もあるし、何かと雑談のタネにもなるためだ。

しかしどのような趣味を持つべきなのかといわれると難しく、休日を持て余してしまうこともあるだろう。

この記事では「社会人の趣味」をテーマにした漫画をジャンル別にまとめてみた。
興味を惹かれたものがあれば挑戦してみてはいかがだろうか?

「社会人の趣味」をテーマにした漫画を紹介【ジャンル別まとめ】

登山・キャンプ

山と食欲と私

会社員の日々野鮎美(ひびのあゆみ)は、登山をこよなく愛する「単独登山女子」。
休日になると登山に出かけては、山頂の絶景とともに登山飯を楽しむ本格派。

ゆるい雰囲気と可愛いタッチ、登山の解説と山の風景と美味しそうな飯の描写、一人登山なのに単調さを感じさせない話の展開と、全ての要素がマッチングしてなぜか引き込まれる。
読んでいて面白いのに疲れない不思議な漫画。全巻買って一気読みがおススメ。

パラパラと読みやすく、登山に興味がなくとも単純に漫画としておススメです。
『山と食欲と私』全巻一気読みはこちら 

ふたりソロキャンプ

自然を愛するソロキャンプ熟練者・樹乃倉厳(34歳おじさん)とキャンプ初心者の草野雫。

とあるキャンプ場で偶然出会った二人。初めてのソロキャンプで準備が全く足りていなかった雫を、仕方なしに助ける形となった厳だったが、なんだかんだ懐かれて(?)しまい「あたしが安心してソロができるその日まで、おじさんについていきます」と雫に宣言されてしまう。

そんな二人の「ふたりでソロキャンプ」が始まる。

旅行

ぱらのま

ある日は駅弁を買って、特急に乗って、富士急に乗り換えて河口湖。
また別の日は早稲田から三ノ輪橋まで路面電車の旅。

鉄道を中心に船やバスを乗り継ぎながら、徒然に日本各地を巡り、町の風景と歴史に思いを寄せる

そんな淡々とした旅情の漫画。ずっとテンションが一定で疲れず読めるのでお勧め。

『ぱらのま』全巻一気読みはこちら

ざつ旅 -That’s Journey-

「旅に出たい」

ツイッターで目的地のアンケートを取り、一位になったところにとりあえず行ってみるという雑な決め方で旅に出る。
温泉と旅館と旅グルメと絶景。日本はどこに行っても素晴らしい

釣り

おひ釣りさま

美人だが釣りキチ、おひとりさま釣りスタイルを貫く上条星羅(24)は、週末になると海釣り、川釣り、湖釣り、釣り堀とあらゆるところに釣りに出かける。

静かで冷静な雰囲気の彼女だが、ひとたび魚がヒットすれば心は高潮し、釣り上げに成功すれば「悦っ」という謎の効果音。
魚釣りにおけるテンションの遷移を的確に捉えた作品。

スポーツ・運動

SURFINGMAN

『BOY』『カウンタック』の作者でお馴染みの梅澤春人が描くサーフィン漫画。

主人公の江口明良(39)は妻に逃げられやもめ暮らし。かつて新婚旅行で短時間だけ体験したバリ島のサーフィンを思い出し、「新しい人生」という波に乗るためにサーフィンの個人レッスンに申し込む。
そうした出会ったのがインストラクターの佐々池花奈だった。
佐々池と話すうちに意気投合し、彼女からサーフトリップ(サーフィンの波を求めて旅をすること)のためのキャンピングカーを共同購入することを持ちかけられる。

「サーファーガール」×「キャンピングカー」×「新たな人生探し」という、そろそろ人生に疲れてきた中年男性に夢を贈る作品となっている。

映画・特撮

木根さんの1人でキネマ

木根真知子(三十X歳独身)は、深く熱い映画愛を抑えきれない映画マニア。
幼少のころに『ターミネーター』を見て変なスイッチが入って以来、映画(特にドンパチがあるやつ)にドはまりの人生を歩んできた。
映画を心行くまで語れる映画友達が欲しいのだが、コアなゆえにこだわりが強すぎるせいか、なかなか他人に理解されず「一人で」楽しむ以外にない人生だった。
そんな彼女が住む部屋(映画コレクション満載)に、ある日突然に同居人が転がり込んでくるのだったが……。

トクサツガガガ

仲村叶(なかむらかの)26歳特撮オタク女子。
同僚からの飲みの誘いは断り、急ぎ帰宅し特撮の録画を見たり、特撮の主題歌をカラオケで熱唱したりする生活。
しかし、女子の身で特撮好きを隠しながら送る社会人生活はなかなか辛いのだった。オタバレしたら、ほぼ間違いなく、変な目で見られる。

自分の好きなモノを悪く言われたり嫌われたりするのって、ものすごく怖いことなんだよ…

社会人の趣味の在り方について考えさせられるセリフだ。

ゲーム

ゆうべはおたのしみでしたね

オンラインゲーム『ドラクエⅩ』を通じて知り合った「パウ」ちゃんと「ゴロー」さんの二人は、生活の都合からルームシェアを始めることにしたが、顔を合わせる当日まで、なんとお互いに同性同士だと思い込んでいた。
オタク男子と美人ギャルが織りなす、MMORPGを生活の中心に据えた奇妙なルームシェア生活を描いた作品。

こちらも一気読みがおススメ。
『ゆうべはお楽しみでしたね』全巻一気読みはこちら

本作の作者・金田一蓮十郎の作品はどれも絵が上手く情緒とギャグにあふれた作風。
ヘンな性格の美人女医と専業主夫の結婚生活を描いた『ラララ』もかなりおススメ。

グルメ・飲み

酒の細道

シンプルな絵柄ながらサラリーマンならではの風情ある酒の愉しみ方を描く。小料理屋で楽しむ季節の食材、駅弁片手に小旅行、磯辺でサザエのつぼ焼き、河原の芋煮会……単なる呑兵衛のサラリーマンが飲み歩いているにすぎないはずなのに、どこか心に残る四季折々の風情。

これを読めば一層深い酒の楽しみ方を知ることができるだろう。

孤独のグルメ

社会人読者層からの圧倒的支持のあるゴローさん。言わずと知れた漫画だと思う。
大人の食事って、静かで救われた感じの愉しみ方があるよね、と訴えかけるような作品。
定食や丼もの、回転寿司など、身近な食事やB級グルメも多いが、それゆえについ食欲をそそられてしまう。

次の週末はグルメ巡りなんてのも良いのでは。

ワイン

神の雫

ワインに詳しくなりたい社会人におススメ。
世界的に有名なワイン評論家・神崎豊多香の時価20億とも言われる珠玉のワインコレクション。
病に伏した神崎は、ワインコレクションの相続について遺言状を残す。
「遺言状に言葉で描かれた12本の偉大なるワインと、『神の雫』と呼ばれた幻の1本。その全てを言い当てた者に全てを譲り渡す」

神崎豊多香の息子・神崎雫はこの遺言のせいでワインコレクションの相続を巡る争いに巻き込まれていく。
神崎雫は全くワインに興味のないビール会社社員なのだが、知らず知らずのうちに父よりワインの英才教育を幼少の頃から施されており、ワインに対する深い洞察と感性を現わしていくこととなる。
さしずめ、海原雄山と山岡士郎のワイン版といったところか。

ワインを楽しむためには教養も必要で、社会人として勉強になる作品となっている。

『神の雫』は画力が高く展開も面白いので引き込まれるのだが、いかんせん長いシリーズなので、合本版などで複数巻ずつ買っていくのもおススメ。
「極!合本シリーズ」ではKindle Unlimited加入で読み放題対象(2022年9月現在)になっているので、40巻に迫る巻数のある『神の雫』をかなりお得に読める。

【極!合本シリーズ】神の雫1巻(単行本1~2巻収録)
【極!合本シリーズ】神の雫2巻(単行本3~5巻収録)
【極!合本シリーズ】神の雫3巻(単行本6~8巻収録)
(以下続く)

ちなみに本作は続編の第二シリーズまである非常に長い作品。

ソムリエール

ワインに詳しくなりたい社会人におススメ。
ワインソムリエがテーマの作品。ワインを心から愛する主人公の樹カナは、とあるきっかけで東京のレストランでソムリエとして働き始める。いかに顧客の要望に合った、満足のいくワインを提案するか。ワインソムリエというのも深い知見と顧客への観察眼が要求される厳しい世界を描く。

リフレッシュ・その他

様々な休日の過ごし方。ジャンル問わず。

はるかリセット

銭湯でひとっ風呂浴び、角打ちの店でビールを煽る。タイ式マッサージで整い、回らない寿司屋で雲丹に舌鼓を打つ。

小説家の春河童先生こと天野はるかは、執筆が詰まったときに最高の息抜きを求めて出かける。
膠着状態を打開するための「リセット」、そして「再起動」。
社会人の遊び方を詰め込んだ作品。

一日外出録ハンチョウ

言わずと知れた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ作品。
50万ペリカを支払って購入できる、24時間の地上での自由行動が可能な「一日外出券」を使う大槻班長の一日を記録したもの。

われわれ債務者に貴重な休日の過ごし方を教えてくれる作品となっているのだが、表面的なTodoにとどまらず、最高の満足度を獲得するための行動様式とマインドセットまでをも教えてくれる。
ハンチョウほど創意に富んだ休日を過ごしている人は、社会人でもそういないだろう。

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